初心者がおさえておくべき中古車の選び方

初心者におすすめする中古車の選び方

中古車を購入したことがない初心者の方は、どのように中古車選びをすれば良いのでしょうか。選び方のポイントは次の6つです。

予算で選ぶ

新車ではなく中古車を選ぶ大きな理由ともいえば、価格が安いからですよね。中古車なら新車を購入するのに比べて、安く目的の車が手に入るのが魅力です。
予算で選ぶ際には、あまりにも安いものを選択しないように注意が必要。安過ぎる車は全くメンテナンスがされていないなど、何らかの理由があります。

維持費で選ぶ

車を購入したらそれで終わりではなく、その後は維持費が発生することになります。例えば自動車税、または軽自動車税といった税金の問題もありますよね。
この税金は車の排気量が多いほど高くなるので、維持費を抑えたいのなら、自動車税よりも安い軽自動車税が適用される軽自動車を選んでみるのもおすすめ。
また車検時に支払う自動車重量税というものがあるのですが、これは車が重いほど高くなるので、重量と排気量が少ない車を選べば維持費を抑えられます。燃費も重視しましょう。

目的から選ぶ

初心者は車を使用する目的から選ぶのもおすすめの選び方です。例えば多くの人を乗せる場合はミニバンなどのほうが向いていますし、ドライブなどで長距離を運転する場合はスポーツタイプを選ぶのがおすすめ。
自分がどのような用途で車を使うのかをイメージしておいたほうが失敗は少ないです。

車の状態から選ぶ

中古車ということは、他の方が所有していた車ということになります。その方がどのように運転をしていたのか、きちんとメンテナンスをしていたのかなどによっても中古車の状態は大きく異なるので、注意しておかなければなりません。
例えば乱雑に扱われてきた車は塗装が剥げていたり、内部的に傷んでいたりする部分が多い可能性も。そういった車は安く購入できるのが魅力ですが、早い段階で修理が必要になるリスクがあります。
状態の良いものだと、内部的にもきちんとメンテナンスされていることが期待できるでしょう。実際に目にしてみないとなかなかわからないポイントもあるので、細部まで確認して決めることが大切です。

人気の車種から選ぶ

人気の車種でも安く購入できるのが中古車の魅力です。一般的に人気のある車といえば、性能が優れていて、安全面で信頼できるものなどが多いので、価格がお得な中古車で探してみてはどうでしょうか。
中古車でも人気の車は、そうでない車に比べてなかなか価格が下がりません。
しかし人気の車ということはそれだけ所有している人数も多く、中古車市場に出回りやすいのも魅力です。

車の大きさで選ぶ

駐車場のサイズなども考え、大きさは選ぶ人もいます。車全体の大きさはもちろんのこと、室内の大きさにも注目してみましょう。
例えばスーパーハイトワゴンは、軽自動車でありながら室内が非常に広く、大人が乗っても狭さを感じさせません。
また大家族だったり、大人数で移動したりすることが多い場合は、室内の広いミニバンを選ぶなど、用途も含めて考えてみましょう。

中古車選びで必ず押さえておくべきポイント

中古車を販売しているショップはたくさんありますが、どこで購入しても間違いないわけではありません。必ず押さえておかなければならないポイントをまとめました。

保証内容を確認する

新車であれば、どれでもメーカーの保証がついています。しかし中古車は販売店によって、具体的な保証内容がかなり変わってくるので十分に注意しておかなければなりません。
例えば低年式の車や過走行距離車の場合は、充実した保証がついていない可能性があります。だからこそ安く販売できるともいえるでしょう。
購入してすぐに故障してしまった時に、何の保証も受けられないようだと大変なので、事前に確認しておくことが大切です。

信頼できる販売店から購入する

販売店の中には、信用できないところもたくさんあります。例えば不具合などが起きた際の対応が雑だったり、きちんとメンテナンスをしていない車を販売しているような販売店もあるのです。
直接担当の方と話をするのはもちろんのこと、販売店の口コミ情報なども調べてどこから購入するか検討してみてはどうでしょうか。

車両の状態を直接確認する

近年はインターネット上に販売している中古車の情報を載せている販売店も増えてきましたが、細かい車両の状態については直接足を運んで自分の目で見て確認したほうが良いです。
不明なことや気になることがあったら、契約を決める前に良く確認しておきましょう。

極端に安い車は避ける

一般的な相場に比べてあまりにも安いということは、それなりの理由があるということ。
安さだけを追求すると、粗悪な中古車を購入してしまう可能性があるので注意しましょう。
極端に安い車でよくあるのが、修復歴があるということ。
不具合が発生していても、修復(修正・補修)されたのなら良いのではと感じる方もいるでしょう。
しかし修復歴有りとされている車は、骨格部分の交換や修復があったことを意味しています。何かとトラブルが起きやすいだけでなく、安全性で不安が残るものもあるので避ける方が多いです。
他にも水没車をクリーニングして販売しているようなものも、極端に安く出回ります。なぜそこまで安いのか理由を尋ねましょう。