外装はここを見る!中古車選びでポイントになる外装について

中古車を選ぶ際の外装チェックポイント

中古車を選ぶ際の外装チェックポイント

中古車を購入する際の選び方として走行距離や年式にこだわって探そうとする方もいますが、外装も忘れず確認しておきましょう。

あとから購入前に気づけなかったトラブルが見つかる可能性もあります。

どのようなことに注意して外装を確認すれば良いのかご紹介するので、参考にしてみてください。

キズ・凹み

目立つものだけでなく、小さなものもチェックが必要です。ただ中古車である以上多少のキズ・凹みは覚悟しておきましょう。

全くキズも凹みもないものを探すのはなかなか難しいことです。一般的に3年落ちくらいまでならキズや凹みも少なく、状態の良い中古車を探しやすいです。

ただ価格も高いので、料金とも相談しなければなりませんね。

あまりにも傷や凹みが多いものは前オーナーの運転技術が高くなかったり、雑に扱われたりしていた可能性も考えられます。

また何度も修理されているリスクがあるほか、表面上は見えない内部での不具合が発生している可能性もゼロではありません。

このあたりは気をつけておきたいですね。車の下やルーフパネル(天井にあたるパーツ)など見えにくい場所の確認が必要です。

ボディの歪み

中古車販売店の中には修復歴を隠して販売しているようなところもありますが、これを見極めるのに役立つのがボディの歪みです。

ボンネットとフェンダーなどパーツとパーツの隙間部分の歪みがないかよく確認しましょう。

左右で隙間具合が違う場合は車が歪んでいると考えられます。

これは過去に修復歴や事故があった場合に現れやすい特徴なので、気になることがあれば販売店に良く確認しておきましょう。

歪んでいるのかどうか判断できない場合は、同じ車種である他の中古車をチェックしてみるのがおすすめです。

他の中古車に比べて歪んでいる場合は注意しておかなければなりません。

たくさんの車を取り扱っている中古車販売店の場合は比較できるような車が並んでいることもあるので、歪みについても判断しやすくなります。

タイヤ

中古車ということもあり、タイヤはどうしても摩耗していることが多いです。

しかし極端に摩耗している場合はすぐに買い替えを検討しなければならないため、追加費用がかかることをおさえておきましょう。

ほとんど溝が残っていないタイヤや、ガラスの破片などがささっているタイヤは新たなタイヤを購入することを前提に考える必要があります。

ドア・トランク

ドアやトランクは実際に開閉してみて状態を見極めることが大切です。

ガタツキを感じたり何か違和感があったりしないかチェックしましょう。

特に気をつけて確認したいのが、トランクフードの取り付け部分です。ここにあるボルト周りの塗装をチェックしてみてください。

仮に塗装がはげている場合、一度ボルトを外したサインでもあります。

これは修復歴のある車に多く見られる特徴なので、修復歴がある可能性を疑わなければなりません。

ヘッドライト

例えば左右のヘッドライトが異なり、片方だけ新しいような場合は何か事故やトラブルがあって交換した可能性があるので確認が必要です。

またヘッドライトの内部に水滴がついている場合は水没車である可能性が出てくるので、慎重に検討しなければなりません。

中古車の下回りの確認も大切

中古車の下回りの確認も大切

中古車を購入する際には必ず下回り部分の錆がないかなども確認しましょう。

横から見た時は全く問題のないものの、下回りを確認すると錆だらけだったといったケースもあります。

錆が発生していればそこから車が傷んでいくわけなので、あまりにも状態がひどい場合、購入は避けておいたほうが無難です。

またオイルの漏れやにじみが発生していないかも確認しておきましょう。

水没車や修復歴のある車に注意

水没車や修復歴のある車に注意

中古車を購入する際にできる限り避けておきたいのが、水没車と修復歴のある車です。

一般的に水没した車は廃車になることが多いのですが、クリーニングしたり、エンジンを交換したりして中古車として販売されるケースもあります。

しかし水に浸かってしまった以上、大きなリスクがあるので避けておいたほうが無難だといえます。

続いて修復歴ですが、これは修理歴とは異なります。

修復歴とは車の骨格部分を交換、または修復した履歴がある車のこと。

骨格といえば車の安全性を左右する重要な部分でもあるので、ここを修理した履歴がある車はどうしても安全面において不安がありますよね。

もし中古車の外装で気になることがあった場合、水没車や修復歴がある可能性も高くなります。

「もしかしたら…」と感じるようなことがある場合、お店に良く確認しましょう。

中古車の選び方を再度確認

中古車の選び方を再度確認

外装はあくまで見た目と考えて多少なら妥協する方も多いですが、外装に発生している傷や凹み、錆、歪みなどは車がどのように乗られてきたか、修復歴はあるかなどを判断する大きなポイントにもなります。

中古車だから外装に多少問題があっても気にしないといった方もいますが、車の状態を見極める際にも気をつけなければならないことなので、注意深く確認してみてください。

この記事を書いた人

みんなのクルマ選び編集部
みんなのクルマ選び編集部です。中古車の選び方やネットに無い本当の中古車情報の発信をしています! また、中古車なのに新車と同様の車内空間「Newsed CAR(ニューズドカー)」の発信をしています。 これからの中古車は他人の匂いがしない「Newsed CAR(ニューズドカー)」が中古車選びのスタンダードになってきます。


~中古車特有、前所有者の匂いの痕跡を消して新しい中古車へ。~
Newsed CAR(ニューズドカー)のみ掲載の「みんなのクルマ選び