子供がいる家庭の中古車選びのポイント

子供のいるファミリー世帯では中古車選びをするいくつかのポイントがあります。

おさえておきたいポイントを見ていきましょう。

広い空間

特に小さな子供がいる世帯では車内の広さを重視して選ぶのもおすすめ。

十分な広さが確保できる車内なら、チャイルドシートの取付け取り外しをしやすいだけでなく、急なおむつ交換も車内で広々と対応できます。

スライドドア

スライドドアとは横開きのドアのことで、勢いよく開けたとしても隣の車にぶつかってしまうような心配がありません。

実際に、狭い駐車場では子供が車を降りる際に勢いよくドアを開けてしまい、隣の車や壁にぶつけてしまう心配がありますよね。

隣の車に傷がついた場合、下手をすると賠償金を請求されてしまう可能性もありますが、スライドドアなら安心です。

また、ドアの下に設置されたセンサー、またはボタンを押すことによってドアが自動で開くハンズフリーオートスライドドアタイプの車もあります。

子供を抱いたまま、または荷物を両手に抱えたままでドアを開けられるので大変便利です。

荷物を沢山載せられる

子供が小さいうちはベビーカーやおもちゃなど、様々なものを積み込むことになります。

特に兄弟が多い場合は、家族で出かける際に何かと荷物が多くなるものです。

また、アウトドアに出かける際には大きなクーラーボックスを積み込む必要が出てくることもあるでしょう。

そのため、できるだけ荷物をたくさん載せられるような車を選択するのがおすすめです。

運転しやすい

家族で旅行に出かけたり、遠出したりする場合にはどうしても運転時間が長くなります。

また、子供がある程度大きくなって部活動や塾を始めた際には送迎をすることもありますよね。

このようなシーンでは運転の際に負担のかかりにくい車を選んでおくと安心です。

長距離走っても疲れにくい車や、住宅街でも小回りが利いて運転しやすい車を選んでみてはいかがでしょうか。

維持費が安い

車のボディタイプによって税金が変わりますが、同じボディタイプでも車種が異なれば燃費も変わってきます。

小さな子供がいると車に乗せて外出する機会も多いので、できるだけ維持費が安く済むものを選択してみましょう。

中古車を購入しようと考えている方は、気になっている車の燃費が良いかどうかを調べてから選ぶのがおすすめです。

特に小さなサイズの車は燃費が良い傾向にありますが、家族の人数が多い場合は乗車人数も考慮して選ばなければなりません。

また、燃費が安くても頻繁にメンテナンスが必要になるような車だと結果的に高くついてしまうことがあるので注意しましょう。

おすすめのボディタイプ

子供がいる家庭で乗るのにおすすめのボディタイプについてご紹介します。

中古車を購入しようと考えているものの、そもそもどのような車が良いのかわからない方も中古車選びの参考にしてみてください。

ミニバン

シートアレンジしやすいのが大きな魅力で、例えば後部座席のシートをアレンジして向かい合わせにすることも可能です。

他にもフラットな状態にできたりするので、子供も楽しみながら車に乗ることができるでしょう。

また、全高があるのも大きな特徴。

全高があると乗り込み口が高くなって子供は乗り降りしにくいのでは？と感じてしまいがちですが、車種によっては子供やお年寄りの乗り降りを考えて乗り込み口を低く設定しているものもあります。

車種によって異なるので、ミニバンの中でも乗りやすいものを検討してみるのも良いでしょう。

セダン

セダンの大きな特徴といえば、騒音性と走行性能の高さです。

例えば、子供が車内で寝た場合、エンジン音が大きい車だと起こしてしまう可能性があります。セダンはエンジン音が静かなので、安心して乗せられますね。

軽自動車

軽自動車は全体的にコンパクトで、何となく車内が狭いと感じさせるものが多いというイメージを持っている方も多いでしょう。

ですが、軽ハイトワゴンや軽スーパーハイトワゴンと呼ばれる車種のように、軽自動車でありながら車内の広さを実現しているものもあります。

軽自動車の中にも全高が1.5mを越えているものがあるため、車内の広い車種を選びたいと考えている方でもそういったものを選べば納得できるはずです。

コンパクトカー

ミニバンよりも小さいタイプの車ではありますが、車内は十分な広さを誇っている車種が多いです。

また、燃費を気にする方が増えたため、ハイブリット車も多くなってきました。

ほとんどの車種は5人乗りではありますが、中には4人乗りモデルもあり、乗車人数に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

また、後部座席を倒すことによりラゲッジを広くできるものもあるため、家族で出かける機会が多く、何かと荷物が増えがちな方でも利用しやすいでしょう。

子供の送り迎えなどにも向いています。

必要に応じて買い替えるのもアリ

子供が生まれたばかりでまだ小さい時期と、ある程度成長してからでは最適な車が異なります。

そのため、子供の成長に合わせてその時々に向いている車に買い替えることを検討するのも良いでしょう。

子供が大きくなってからは小さいボディタイプの車だとどうしても狭さを感じてしまうこともありますし、反対に赤ちゃんのうちはコンパクトなタイプの車でも問題ないはずです。

新車だとなかなか買い替えを検討するのは難しくなってしまいますが、中古車ならば比較的検討しやすいでしょう。

家族全員が快適に乗れる中古車選び

家族で利用するファミリーカーを選ぶ際には、それぞれが快適に車内で過ごせるような車を探してみましょう。

気になる車がある場合、実際にその車種に乗っている知り合いがいれば、話を聞いてみるのもおすすめです。

また、どのような用途で使うのか、主に何人で乗ることが多いのかも考えておくと最適な車探しをしやすくなります。