中古車は何年ローンが良い?月の支払額の目安を収入・年収でご紹介!
自動車ローンは中古車購入や修理も適用される?
車関連の大きな出費があった時、一度で支払えない場合に便利なのが自動車ローンです。
ですが、具体的にどのようなものに対して自動車ローンを使うことができるのかわからず、悩んでいる方もいるはず。
そこで、自動車ローンが活用できる範囲や、種類についてご紹介します。
中古車購入
新車だけでなく、中古車の購入にも自動車ローンを活用することが可能です。
中古車といっても高額なものもありますし、それほど高額なものでなくても手元の現金が減るのは不安に感じる方もいるでしょう。
そういった場合にローンを利用して中古車を購入するのがおすすめです。
車検
車検で自動車ローンを使えるかどうかは、どの業者に車検に出すのかによって変わってきます。
中には対応していない業者もあるので注意しておかなければなりません。
修理
メンテナンスで消耗品の交換が必要になった時や、事故を起こして破損してしまった時、またはその他の理由で修理が必要になった時にも自動車ローンを使うことができます。
特に高額の修理代になる場合は非常に役立ってくれるでしょう。
自動車ローンの種類とは?
自動車ローンには様々な種類があるため、それぞれのメリットやデメリットを理解し、最適なものを選択しましょう。
ディーラーのローン
ディーラーの中には中古車を取り扱っているところもあり、そういった場合はカーディーラーの会社が提供しているローンを選択可能です。
審査は30分~1時間ほどで、購入先のディーラーでそのまま申し込みできるのが魅力。
ただし、金利が高く、最大返済期間も銀行に比べて短めに設定されることが多いため注意しなければなりません。
また、完済するまで車の所有権はディーラーに帰属します。
自社ローン
中古車販売店が自社で組んでいるローンであり、銀行のローンに比べると審査に通りやすい傾向があります。
また、貸金業ではない中古車販売店が金利を取ることは禁止されているので、金利が0%である点も見逃せません。
ただし、その分車両価格に金額が上乗せされていることが多いです。また、保証金や保証人が必要になる場合もあります。
銀行ローン
銀行や信用金庫、信販会社が貸し付けを行うローンで、金利が低いのが大きなメリットです。
ただし審査は厳しく、時間もかかる点は注意しておかなければなりません。
自動車ローン選びのポイント5選
自動車ローンは様々な選択肢があるため、どこを選ぼうか悩んでしまいがちです。
次の5つのポイントに注目してみましょう。
金利
金利は、当然ながら低い方が良いです。
「金利◯~◯%」という形で大きな開きの金利が設定されている場合、自分はどれが適用されるかわからないので、仮審査やシミュレーションを依頼しましょう。
また、固定金利か変動金利かによっても毎月の返済額が変わるので確認が必要です。
保証料の有無
一般的には金利に含まれることが多いのですが、保証料が別に発生するところもあります。
借入限度額
自分が購入しようとしている中古車の代金に対応できる金額を借りられるのか確認が必要です。
繰り上げ返済
ボーナスや臨時収入があった時に繰り上げ返済できるか調べておきましょう。
その際に手数料が発生する場合もあるので、手数料の金額も確認しておくと安心です。
手続きの利便性
用意しなければならない書類がたくさんあったり、審査までにかなり時間がかかったりするところは、申し込みやすいとはいえません。
手続きの利便性もチェックが必要です。
理想的な返済とは?月の支払額を年収の目安でご紹介!
自動車ローンを返済について考えた時、年収と返済額のバランスをよく検討する必要があります。
返済期間や、返済計画の考え方についてご紹介しましょう。
返済期間は3年~5年が理想的
無理なく返済できる期間を考えることが何より大切ですが、3年~5年を選択している方が多いです。
一般的に、1年間の総返済額は年収の30%までにしたほうが良いと言われます。
ですが、実際には30%だと支払い不能ギリギリのラインになる方も多いため、20%以内で考えておいたほうが良いでしょう。
なお、自動車ローンの他に住宅ローンや、その他支払いなどもある場合は、それらも含めて考えなければなりません。
月の支払額を年収の目安でご紹介
年収ごとにみると、先述した20%の金額は以下の通りになります。
- 年収200万円…年40万円(月3.3万円)
- 年収300万円…年60万円(月5万円)
- 年収400万円…年80万円(月6.6万円)
- 年収500万円…年100万円(月8.3万円)
自分の収入から無理のない返済額を考えましょう。
続いて返済計画を立てる際の参考になる例として、3年、5年、7年でローンを組んだ場合それぞれの月の返済額と総返済額、年間の返済額をご紹介します。
まず、年3%の金利で100万円を借り入れた場合は以下の通りです。
月の返済額 | 総返済額 | 年間の返済額 | |
3年 | 29,081円 | 1,046,922円 | 348,974円 |
5年 | 17,968円 | 1,078,120円 | 215,624円 |
7年 | 13,213円 | 1,109,913円 | 158,559円 |
※ボーナス払いなし
続いて、年6%の金利で150万円を借り入れた場合は以下の通りとなります。
月の返済額 | 総返済額 | 年間の返済額 | |
3年 | 45,632円 | 1,642,782円 | 547,594円 |
5年 | 28,999円 | 1,739,950円 | 347,990円 |
7年 | 21,912円 | 1,840,671円 | 262,953円 |
※ボーナス払いなし
金利が高くなるほど、利子も高くつくので借入期間についてはよく考えなければなりませんが、毎月いくらまでなら支払えるのかよく考えて検討する必要があります。
ローンの期間・返済額は慎重に考える
何より避けたいのが、途中でローンの支払いができなくなってしまうことです。
何年にもわたって返済を続けていくのが一般的なので、その途中で収入状況が大きく変化してしまう可能性もあります。
月々の収入から見てギリギリの返済額を考えていると、収入が落ち込んだ時に大変な思いをしてしまうので、余裕を持った返済ができるように検討しましょう。
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みんなのクルマ選び編集部みんなのクルマ選び編集部です。中古車の選び方やネットに無い本当の中古車情報の発信をしています! また、中古車なのに新車と同様の車内空間「Newsed CAR(ニューズドカー)」の発信をしています。 これからの中古車は他人の匂いがしない「Newsed CAR(ニューズドカー)」が中古車選びのスタンダードになってきます。
~中古車特有、前所有者の匂いの痕跡を消して新しい中古車へ。~ Newsed CAR(ニューズドカー)のみ掲載の「みんなのクルマ選び」