ペットとの快適なドライブを実現させる中古車の選び方
ペットと同乗する中古車の選び方のポイント
車にペットを同乗させる予定があるのなら、ペットにとっても乗りやすい、過ごしやすい中古車選びをしたいところですよね。
次の4つのポイントにこだわってみましょう。
低床設計
特に小型犬や老犬の場合、床が高いタイプの車はどうしても乗り降りがしにくくなってしまいます。低床設計のものならそういったこともないので安心です。
もちろん、小さな子供も乗り降りしやすい、荷物の積み下ろしが楽など、ペット以外の面で考えた時のメリットもあります。
ケージが載せられる
ペット同伴でドライブに出かける際には、ケージやキャリーも持って行ったほうが安心です。
ですが、あまりコンパクトな車を選んでしまうとケージを載せるスペースが確保できなくなることもあるので注意しておきましょう。
また、ケージを載せること自体は可能だったとしても載せた場所の風通しが悪いと、ペットをケージに入れたままで長時間ドライブした際の体調不良に繋がってしまうような車もあります。
揺れが少ない
実は犬は車酔いしやすい生き物です。
もし車酔いしたとしても言葉でそれを伝えられないため、飼い主が気づかないうちに苦しい思いをしている可能性も考えられますよね。
大きく揺れる車は人間も酔いやすいので、できるだけ揺れが少ない車の方が理想的です。
毛の掃除がしやすい
ケージやキャリーに入れずにペットを出しておく場合、どうしても車内には抜け落ちた毛が散乱してしまいます。
放置すると不衛生でもあるので、掃除がしやすそうな中古車を選びましょう。
ペットと同乗するのにおすすめのボディタイプ
特におすすめのボディタイプは次の3つです。
ワゴン
ワゴンは広々空間を実現しているものが多く、車内でペットと触れ合う際にも狭さを感じにくいです。
また開口部に段差がない車種も多いため、乗りやすさを感じられるでしょう。
ミニバン
車内が広いため、ペットを乗せても窮屈さを感じさせません。後席やラゲッジルームにペットを乗せたいと考えている方もミニバンが向いています。
また力強い走りを感じさせる車も多く、走りにこだわりたい方にもぴったりです。
セダン
セダンタイプもおすすめです。車高も低いため、走りも安定。
特に後席のシート位置は低めとなっているため、ペットを乗り降りさせる際にも快適です。
ただし、シートアレンジのしやすさは車種によって異なるので注意しておきましょう。
車にはペット向けオプションも豊富
各自動車メーカーではペット愛好家のために様々なオプションを取りそろえています。具体例をご紹介しましょう。
リードフック
トヨタ自動車の場合、タイヤの下に挟んで活用できるリードフックがあります。
周辺につなぎとめておく場所がない時にも大変便利です。
ドッグゲート
スウェーデンで生まれたボルボは堅牢なつくりが特徴的なドッグゲートを用意しています。
ケージに入れてしまうとペットが狭い思いをするのではと心配している方も、こちらなら開放感があるのが魅力です。
更に空気がこもりがちなラゲージスペースまでしっかりエアコンが届くのも見逃せません。
キャリーバック
自動車メーカーの中には純正アクセサリとしてキャリーバッグを用意しているところがあります。
これは、その車のシートに固定しやすいようにと考えて作られたキャリーバックです。
市販のキャリーバックを取り付けてみたもののガタガタしてペットが大変そうと感じている方も、純正アクセサリのキャリーバックをチェックしてみてはどうでしょうか。
ペットシート
社内でペットが快適に過ごせるように設計された各種シートも人気です。
例えば、ただ助手席にペットを座らせておくのは万が一の事故のときに不安がありますが、飛び出し防止し力がついているシートなどもあります。
また、抜け毛や嘔吐が心配な方は汚れ対策ができるペットシートを取り入れてみましょう。
ペット向け中古車を購入する際の注意点
中古車でもペットを乗せるのに適している車が多数販売されています。
しかしここで気をつけなければならないのが、前オーナーもペットを乗せていた場合に汚れやニオイが残っている可能性があるということ。
十分に清掃されている車ならペットの毛などが落ちている可能性は低いですが、シートになかなか取れないニオイが残っている可能性は十分にあります。
写真を確認しただけではニオイの問題はわからないので、しっかり実車を確認しましょう。
もしもひどいニオイが残っていた場合、前オーナーが車の清掃やメンテナンスに無頓着な人だった可能性も考えられます。
車の状態についてもよく確認した上で購入を検討しましょう。
ペットとすてきなドライブを楽しもう
車内でペットが快適に過ごせるかどうかは、車によっても大きく変わってきます。
揺れが激しすぎて酔ってしまうような場合は、ペットにストレスを与える形になるので注意したいですね。
特に長距離ドライブをする予定の方は、ペットにとって過ごしやすい車内環境かどうかについても注目しなければなりません。
中古車を購入した後に「もっとペットを乗せる時のことを考えておけば良かった」と後悔することがないように、慎重に考えることが大切です。
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みんなのクルマ選び編集部みんなのクルマ選び編集部です。中古車の選び方やネットに無い本当の中古車情報の発信をしています! また、中古車なのに新車と同様の車内空間「Newsed CAR(ニューズドカー)」の発信をしています。 これからの中古車は他人の匂いがしない「Newsed CAR(ニューズドカー)」が中古車選びのスタンダードになってきます。
~中古車特有、前所有者の匂いの痕跡を消して新しい中古車へ。~ Newsed CAR(ニューズドカー)のみ掲載の「みんなのクルマ選び」