購入前に要チェック!失敗しない中古車選びのポイント

中古車選びの失敗事例をご紹介

中古車選びの失敗事例をご紹介

中古車を選ぶ際は、きちんと選ばないと失敗してしまう可能性があります。

ですが、具体的にどのようなことに注意すれば良いのかわからない方も多いはず。

そこで、実際にあった失敗の事例をご紹介します。

購入後すぐ多額の修理費用が発生

購入後、すぐに故障が発生すると多額の修理費用がかかってしまうことがあります。

例えば、購入してから1ヶ月も経たないうちに警告灯が光ってしまうようなこともあるのです。

更に、納車の時点ですでにエンジンから異音がしていたり、スマートキーが故障していたりするケースもあります。

購入者としては購入後でなければ、このようなトラブルに気づけない場合も少なくありません。

相場より高額で購入してしまった

できる限り、相場については事前に調べておきましょう。

購入後にふと相場が気になって調べたところ、実際の相場よりもかなり高額で購入してしまっていたといった失敗事例も少なくないのです。

ただ、その分しっかり整備されていて状態が良い可能性もあるので、必ずしも失敗だとは限りません

一般的には相場に比べてあまりにも安い中古車は状態が良くないものである可能性が高いので、中古車選びをする際に注意しておきましょう。

問い合わせたらおとり広告だった

ネットや広告をチェックした時に非常に理想的な中古車を見つけて、問い合わせをしたとしましょう。

まだ在庫があると聞いて実際に店舗に足を運んだところ、来店までの間に売り切れてしまったと言われることがあります。

その上で「少し値は張りますが…」と他の車を推奨される場合、もともとの広告がおとり広告であった可能性もゼロではありません。

中古車選びで失敗しないために確認すべきポイント

中古車選びで失敗しないために確認すべきポイント

中古車選びの失敗を極力減らすためには、どういったことに注意したら良いのでしょうか。

確認すべきポイントについてご紹介します。

年式と走行距離

車の寿命は「10年10万キロメートル」と言われています。

走行距離が長いほどその車は長年、または長距離乗られているということになりますよね。

一方で高年式の中古車は乗られている年数が少ないことから、走行距離も短い傾向が高いです。

当然ながら、年式が古く走行距離も長い車より、年式が新しくて走行距離が短い車のほうが評価が高いです。

中古車選びの失敗を避けるために、年式と走行距離はどちらも重視すべきポイントだといえるでしょう。

事故歴・修理歴

できれば事故歴や修理歴がある中古車は避けておいたほうが無難です。

事故歴とは事故を起こした車や災害にあった車のこと、修理歴とは車の修理や交換をした車の事を言います。

また、中でも車の骨格部分であるフレーム部分が損傷して交換や修理が必要になった車は「修復歴」があると言われ、安全性などの問題で不安が残るので注意しておきましょう。

そのため、相場よりも安く販売されている車は修復歴ありの車である可能性が考えられます。

諸費用が高すぎないか

本体価格が安い車でも、諸費用が高く設定されている場合があります。

登録手数料や納車費用、車検費用といった諸費用が適正価格であるか、購入を決める前に確認するようにしてください。

適正価格よりも高額だった場合、販売元が利益を上乗せしている可能性があります。

保証内容

中古車は新車ではないため、購入してすぐに不具合が発生することも少なくありません。

運転で必要不可欠なエンジンやブレーキ、ミッション周りの部品が保証されているかどうかについてはよく確認しておきましょう。

独自の保証制度を用意している販売店もありますが、保証の内容は販売店によって異なります。

そのため、保証範囲や内容が充実しているか確認が必要です。

記録簿の有無

記録簿とは12ヶ月点検、24ヶ月点検といった法定点検を行った整備士が記入するもので、点検や整備を行った際には必ず記録しなければいけないものです。

記録簿があれば点検や整備がどの程度行われているかの確認ができます。

中古車の場合は前のオーナーが紛失していることもありますが、場合によっては知られたくない修復履歴などの情報があるために意図的に破棄されてしまっていることもあるため、記録簿を確認できる中古車のほうが安心して購入できるでしょう。

販売店の信頼性

信頼できる販売店から購入することが大切です。

諸費用が適正価格か、ローンを組む際の金利は相場より高くないかなど、販売店が信頼できるのかどうかを見極めましょう。

例えば、わからないことがあって質問をしたものの、質問に対して答えてくれない、または答えが曖昧といった少しでも不審な点がある場合はその販売店での購入を再検討したほうが懸命です。

実際の車のチェックも忘れずに

実際の車のチェックも忘れずに

中古車をネット購入する方も増えていますが、車を実際に確認することも忘れないようにしましょう。

販売店の多くはいつでもエンジンがかけられる状態で展示されているため、エンジン音やエアコンといった電装部の状態を確認することができます。

また、ボディの傷やマフラーの状態といった目視で確認できる部分は、購入前に自分の目でチェックを行うようにしておいたほうが安心です。

中古車選びは事前確認が大切

中古車選びは事前確認が大切

中古車の購入を検討している方は、失敗しないためにも事前に確認する項目をしっかり頭に入れておきましょう。

販売店に行くと店員がついて異臭にまわってくれることが多いですが、気になることやわからない事があった際には遠慮なく確認したほうが良いです。

中古車といえ決して安い買い物ではないので、失敗するリスクは少しでも減らしてから購入を決めましょう。

この記事を書いた人

みんなのクルマ選び編集部
みんなのクルマ選び編集部です。中古車の選び方やネットに無い本当の中古車情報の発信をしています! また、中古車なのに新車と同様の車内空間「Newsed CAR(ニューズドカー)」の発信をしています。 これからの中古車は他人の匂いがしない「Newsed CAR(ニューズドカー)」が中古車選びのスタンダードになってきます。


~中古車特有、前所有者の匂いの痕跡を消して新しい中古車へ。~
Newsed CAR(ニューズドカー)のみ掲載の「みんなのクルマ選び